【報道発表】サブテラヘルツ帯における6G向け広帯域移動伝送試験装置を開発し,車両向け広帯域移動通信システムの基礎伝送に成功

国立大学法人京都大学大学院情報学研究科の原田博司教授、香田優介助教らの研究グループは、サブテラヘルツ帯(100 GHz帯)において6G向け広帯域移動伝送試験装置をソフトウェア無線技術により開発し、交差点から約200 m長にわたる車線上で、5G標準化で定められている通信仕様に準拠しつつ、国内の5Gに割り当てられている最大チャネル帯域幅(400MHz)の2倍以上(920MHz)を用いた広帯域移動伝送(伝送レート:1.7 Gbit/s)に成功しました。今回の成果により、交差点における定点映像に代表される車両向け認識情報を移動通信環境において高速に伝送し、より安全な交通社会を実現するための超高速無線通信インフラ構築に関する研究開発が促進するものと期待されます。

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https://www.dco.cce.i.kyoto-u.ac.jp/ja/PL/PL_2025_04.html