月別アーカイブ: 2018年6月

【報道発表】森林による見通し外環境下での広域系Wi-RANを用いた映像伝送に成功 ~林業における業務効率化に向けた新ソリューションへの適用実証~

内閣府 総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の原田 博司 プログラム・マネージャーの研究開発プログラムの一環として、京都大学 大学院情報学研究科(以下「京都大学」) 原田 博司 教授および株式会社日立国際電気(以下「日立国際電気」、代表取締役 社長執行役員: 佐久間 嘉一郎)の加藤 数衞の研究グループは、須崎地区森林組合、高知県商工労働部産業創造課、高知県公立大学法人高知工科大学情報学群 大学院工学研究科(福本 昌弘 教授)、株式会社STNet(代表取締約社長 : 溝渕 俊寛)と共同で、森林内の樹木や地形等の遮蔽による厳しい見通し外通信環境下における広域系Wi-RANシステム映像伝送試験に成功しました。

林業においては、原木伐採作業に必要不可欠な原木所有者確定のための地籍調査を目的として、山中の映像をリアルタイムで山麓まで伝送するニーズがあります。しかし、このような山中には、基本的には携帯電話回線は十分整備されておらず、上記ニーズに適合する無線技術はありませんでした。広域系Wi-RANは、見通し外映像伝送を実現するシステムとして知られており、これまで広域に存在するセンサー、メーター、モニターからの情報を収集する無線通信システムとして、様々な見通し外環境での実フィールド試験を地域医療への応用を中心に行ってきました。しかし、生い茂った森林内を想定した厳しい見通し外環境での実証は行われていませんでしたが、今回、山中の映像を山麓へリアルタイム伝送し、さらに双方向での音声通信を行うことで山麓において山中の詳細な状況把握が可能になることを確認しました。

我が国は国土面積の約2/3を森林が占める地勢にあり、今回の試験結果は、広域系Wi-RANシステムを利用することにより、ICTによる林業分野における社会リスクの低減や多様な業務の高度化・効率化に大きく寄与できる可能性を示すもので、過疎や従事人口の高齢化の社会課題の解決にむけた利用拡大が期待されます。

なお、本試験は高知県須崎市において実施しました。

[森林による見通し外環境下での広域系Wi-RANを用いた映像伝送に成功]

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電波産業会電波功績賞を受賞

【原田教授】原田博司教授が一般社団法人電波産業会から「 公共ブロードバンド移動通信システムの開発と実用化 」に対して電波功績賞を受賞しました。

原田教授は2009年に続いて2回目の同賞受賞です。

電子情報通信学会短距離無線通信研究会研究奨励賞/優秀学生賞/優秀ポスター賞を受賞

【M1鮫島,2017年度修士課程修了 羽原氏,栗木氏】2018年6月5日に東京都江東区の芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催された電子情報通信学会短距離無線通信研究会において、当研究室のM1鮫島君が研究奨励賞を受賞しました。また,2017年度修士過程修了の栗木氏が優秀学生賞,同じく2017年度修士過程修了の羽原氏が優秀ポスター賞を受賞しました.

詳しくはこちらをごらんください.
http://www.ieice.org/~srw/awardee.htm

電子情報通信学会短距離無線通信研究会にて研究成果を発表

【M1寺前・横山】6/8に東京都江東区の芝浦工業大学豊洲キャンパスにて開催された短距離無線通信(SRW)研究会にて下記の研究成果を発表しました。

・寺前亨哉, 栗木寛斗, 水谷圭一, 松村 武, 原田博司, “LTEアップリンクに重畳するDynamic-duplexセルラシステムのマイクロセル環境における評価,” 電子情報通信学会技術研究報告, vol. 118, no. 77, SRW2018-4, pp. 15-20, 東京都江東区, 2018年6月.

・横山梨一, 水谷圭一, 松村 武, 原田博司, 布施匡章, 野田華子, “マルチキャリア変調信号を用いた広帯域アンテナ近傍界測定,” 電子情報通信学会技術研究報告, vol. 118, no. 77, SRW2018-3, pp. 9-14, 東京都江東区, 2018年6月.

電子情報通信学会業績賞を受賞

【原田教授】原田博司教授が電子情報通信学会から「 スマートメータ用無線通信システムに関する研究開発・標準化・実用化 」に対して業績賞を受賞しました。

原田教授は2006年に続いて2回目の同賞受賞です。

【報道発表】「マルチキャリア変調信号を用いた広帯域アンテナ近傍界高速測定システム」 の開発に成功

国立大学法人京都大学(学長 山極 壽一)大学院情報学研究科の原田博司教授、水谷圭一助教らの研究グループと、アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)技術本部先進技術開発センターの野田華子センター長らの研究グループは、2020年以降に導入が検討されている第5世代移動通信システム(5G)で利用可能なマルチキャリア変調信号を用いた広帯域アンテナ近傍界測定システムを共同開発しました。このシステムにより、指向性の周波数特性を従来と比較し100倍程度高速※1に取得することが可能となり、今後ますます加速する第5世代移動通信システムの研究・開発への貢献が期待されます。

詳しくは下記のページをご覧ください。

[「マルチキャリア変調信号を用いた広帯域アンテナ近傍界高速測定システム」 の開発に成功]